webコンサルの基本はここから
パソコンは整理整頓にじつに都合のいい道具なのです。
必要な資料、情報をなんでも積め込んで整理整頓しておくことができます。
私の場合、編集している雑誌の販売部数の集計から、原稿料や取材経費などの数字、応募はがきの集計、自分で書いた原稿、電話番号リスト、依頼などのビジネス文書・・・あらゆる情報をパソコンに詰め込みます。
なかには管理部門の社員が整理すべき情報もあります。
けれども、整理の仕方に満足できないうえレスポンスも鈍いので、自分で管理することにしたのです。
そのほうがずっと素早く仕事が進みますから。
パソコンを使って、自分に必要な情報を、自分なりのやり方で管理したわけです。
そうすると、いちいち他人に資料を頼んだり、引き出しを開けたりしなくて済みます。
パソコンはオフィスそのものなのですね。
その意味からも、パソコンが自分のデスクにないと困ります。
先ほどお話ししたMは、プリンターといっしょに専用の机に置いてありました。
使うたびに、いちいち席を移動しなくてはならないのは不便です。
そんなときに、ちょうどいい新機種が発売になりました。
MのPです。
さっそく手に入れました。
ここで再び、「業務の改善につながる」という、いつものきめ台詞が効きました。
コンパクトなノートパソコンは、私にとって理想的なパソコンでした。
何しろ場所をとりません。
それまではワープロ専用機が置いてありましたから、机の上がずいぶんすっきりしました。
それ以来、まだまだ初歩的ではあったけれど、デスクワークの多くをパソコンで処理するようになったのです。
仕事の手間を省くための道具である一方で、パソコンにはもっと重要な機能があります。
「構想を練る」という作業威力を発揮するという点です。
もちろんパソコンは、使う人に代わってアイデアを出してはくれません。
あくまで典型的な役回りを演じるだけですが、パソコンがあるとないとでは大違いなのです。
パソコンが構想を練るのに役立つ理由は、試行錯誤の繰り返し作業が苦もなくできるからです。
「人間は考える葦」ですが、考えるという作業はイメージではなく「ことば」として形成されていきます。
逆にいうと、ことばにならないイメージのままでは、構想を練ることにはなりません。
ですから、構想を練るときは、かならずメモというかたちに視覚化することが大切なのですね。
たとえば、本書の原稿です。
「一般的なビジネスマンの方にとって有益なパソコンとの付き合い方」を書こうというのが、基本的な構想でした。
決めた段階では、中身はなにも決まっていません。
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